新年のご挨拶

ご挨拶

謹んで、年頭のご挨拶を申し上げます。

旧年中は、格別のご厚誼を賜り、ありがたく厚くお礼申し上げます。

一昨年の12月以降、世界は経験をしたことのない新型コロナウイルスにみまわれ、未だ収束が見えない中で様々な企業・業種が今後の在り方を模索しております。働き方を含めた個人の生活様式も変わりつつあり、従来の価値観では企業の成長が難しい時代となりました。

こうした中で、弊社は基本理念である農産物の「源流主義」「マーケットイン」「G-GAP」を取り入れた経営手法で、アフターコロナ・ウイズコロナを見据え、安心・安全な農産物を市場に提供することの使命感を一層強くするところであります。

具体的には、お客様は原体からカット野菜へ、無包装からシュリンク(包装)した農産物を好む傾向にあります。すでに欧米ではこうしたことが加速されており、日本も追随することが予測されております。これに対応する設備投資は昨年完了しております。また、生産者から中間業者を経ずに直接スーパー・飲食店等にお届けする物流は「人の手に触れることが少なく」弊社の強みであります。

主力の椎茸につきましては、昨年10月から、中野・鈴鹿の菌床工場が稼働を始め、国産菌床で生産・販売まで一貫した体制が整いました。

迎えました2021年は、こうしたことを含め、安心・安価な農産物を市場に提供してまいりますので、倍旧のご贔屓のほどよろしくお願い致します。

令和3年1月

株式会社 栄農人

代表取締役 柳澤孝一